好きなインフルエンサーはいないけれど、お金持ちの生活を見るのは好きです。
特に成金ではなく、お金のある一族に生まれて育ったんだろうなという感じのアラフォー女性や、地元の土地持ちか権力者のような、代々お金のある家に嫁いだ還暦過ぎの女性とか。
そういう人たちは承認欲求がないというか、インターネットで目立とうという気持ちがないので、インフルエンサーにはあまりいません。ただ、稀に日々の記録を少しだけ吐き出すように、SNSやブログサービスなんかで文章を投稿していることがあります。
そういう承認欲求のないお金持ちを探し出し、その暮らしぶりを覗き見ることを趣味としてきた結果、なんとなくお金持ちが使う、言い換えればお金持ちしか使わないワードがわかってきました。せっかくなので、今日はそれを共有したいと思います。
お金持ちの生活が覗き見てみたいな〜という方がいたら、ぜひこれらのワードを入口に探してみてください。
モラビト
お金持ちといえばバッグ、高級バッグといえばエルメス。そこまでは庶民も知っているのですが、モラビトというブランドはご存知でしょうか。フランスの老舗ブランドで、オルセーという四角いハンドバッグが有名です。クロコダイルだと400万超えぐらいの価格帯で販売されているらしいです。
成金やインフルエンサーは基本的にエルメスを見せびらかしがちなんですが、モラビトに関しては昔からのお金持ちが持っている率が高いように思います。というか、成金の所持率が低い。代々お金持ちの人はエルメスもシャネルももちろん持っているけれど、加えてモラビトも持っているという体感があります。
そのため、「モラビト」で検索をかけていくとけっこうなお金持ちが見つかったりします。昨年、おそらく静岡に住んでいる70代ぐらいのハイパーお金持ちおばあさんのアカウントを発見し、お金持ち伝説が嫌味なく書かれていてめちゃくちゃ面白かったです。
ただ、最近モラビトが新作でめちゃくちゃかわいいバッグを出したので、インフルエンサー界隈に見つかったら一発でミーハーバッグになってしまうだろうな……と思っています。ハイブラ界隈では安いし。
クリストフル
みなさん、家のカトラリーってどうしてますか? ステンレス製のシンプルなものとか、雑貨屋さんで買ったちょっとデザイン性のあるものとか……。正直そこまでこだわりがあるわけじゃない人も多いと思います。
昔からのお金持ちはどうしているの? というと、特にそこまでこだわりがない場合はクリストフルの銀食器で揃えていることが多いような気がします。クチポールではありません。あれはおしゃれインフルエンサーも手を出しています。百貨店で取扱があり、老舗かつ、一番ベーシックで有名なクリストフルです。
価格帯としてはフォークが一本2万円ぐらいなので、そこまで高いわけでもありませんが、庶民からするとフォーク、スプーン、ナイフの3本だけでも6万円、それを家族分……? みたいな感じになる上に、そもそもカトラリーに金をかけようという発想がないので、生粋のお金持ちポイントとしてはかなり高いと思います。
問題点として、お金持ちはカトラリーに数十万円かけるのがあまりに当たり前すぎて、特にそのことを発信していない人も多いです(ただの食器だし……みたいな)。また、カトラリー沼というものも存在するので庶民が頑張って集めていたりします。なのでややノイズの混じるワードではあるものの、使えないワードではないです。
お皿のブランド名も観測に使えないかな〜と思って色々調べましたが、お皿に関しては趣味によってブランドの幅が広くなりすぎるのであまり使えませんでした。あと、一般市民もお皿は奮発して買うことが多いのでノイズが混じりすぎる傾向にあります。テーブルウェアを元に観測するならカトラリーが一番良いです。
オペラ
オペラにも沼があるため、我々のような庶民も観ていたりしますし、音楽を志している・志したことがある人にとっては身近かもしれませんが、一般的にはあまりみていない人が多いんじゃないでしょうか。
昔からのお金持ちはただただ教養として、というか昔から行っているから今もなんとなく行っているぐらいのノリでオペラの話を出してきます。今度新国立に〇〇来るよね……みたいな。オペラがめちゃくちゃ好きというよりは、観にいくのが習慣になっているというか。
歌舞伎にもそれなりにお金持ちがいますが、オペラの方がより敷居が高い気がします。広報の問題かな……。オペラもノイズがまあまあ混じるワードではありますが、使えないことはないです。
以上、マジ金持ち観測ワードでした。他にもある気がするので、思い出したら追記します。みなさんもぜひ、色々なワードを駆使してお金持ちの世界を覗かせてもらってみてください。